本当の働き方改革とは?
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【はじめに】
2019/6/11の@ITに以下の記事がありました。
近年、働き方改革として政府が様々な政策を施行したり、休暇取得に力を入れている企業が増えています。
本記事では、働き方改革とは何なのかについて今一度考え直していきます。
【そもそも働き方改革の定義とは?】
働き方改革について、首相官邸のWEBページに以下のように説明しています。
働き方改革は、一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ。多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するため、働く人の立場・視点で取り組んでいきます。
働き方改革の実現 | 首相官邸ホームページ
この説明を読んで、私は「多様な働き方を可能とする」と「成長と分配の好循環を実現する」というところに着目しました。
この二点を実現するために、残業規制や有給取得を義務化して、空いた時間で他の仕事(副業)することで多様な働き方が実現できます。
また、普段とは異なる仕事(副業)をすることで個人の能力が成長し、所得も増えてみんながハッピーになりますよという考え方が働き方改革ということなんですね。
【結局仕事するしかない】
政府の説明から読み取ると、残業規制や有給取得を義務化しているのは、「早く帰って家族の時間を大切にしろ」ということや精神的な病気(鬱など)の発症率を下げるためではないんです。
空いた時間で他の仕事をしなさいと言っているようなもの。
それなのに残業規制や有給取得の義務化ばかり取り上げられるため、「社員を休ませれば働き方改革だ」のように手段が目的になっている企業もあるのではないかと思います。
それでは、本当の意味での働き方改革とは何なのか考えたいと思います。
【本当の働き方改革とは】
先日、Youtubeの再生前広告で表示された広告がすごくいいものと感じたので紹介します(普段は広告をすべて飛ばしているのですが、この広告だけは最後まで見てしまいました)。
youtu.be
いくら仕事をする時間が減ろうとも、仕事はやり続けるしかありません。
この動画を見て、本当の働き方改革とは、やっている仕事をいかに楽しくやり続けることができるかが重要と気づかされました。
楽しみながら仕事ができるようになれば、やらされ仕事から自発的な仕事のやり方になり、仕事が好循環で回るようになったり、精神的にもかなり安定した生活ができるようになったりします。
現代では転職市場も盛り上がっているため、仕事を嫌々やるくらいなら転職しましょう。
いろいろな刺激を受けながら仕事を楽しくやることで、皆さんにとっての本当の働き方改革が実現できるでしょう。
【まとめ】
本記事では、働き方改革について考えてみました。
政府は残業規制や有給取得を義務化することで働き方改革を実現しようとしていますが、本当の働き方改革を実現するためには皆さんが楽しく仕事できるようになることが重要です。
仕事を楽しくやることで、皆さんにとっての本当の働き方改革が実現できるでしょう。