休日更新の備忘録

休日のみ更新予定の個人的備忘録置き場

【AWS】第3回_5分で始めるAWS(TeratermでのSSHログイン編)

スポンサーリンク

【はじめに】

ここでは、無料でできるAWSの始め方(AWSを用いたWEBページの公開方法)について、数回に分けて解説していきます。
本記事では、Teratermを使用したインスタンスへのSSHログイン方法について、Teratermの画面を起動してログインする方法とTeratermのマクロ(.ttlファイル)を用いてログインする方法を解説していきます。

TeratermSSHログインする】

前提

前提として、以下を済ませておいてください。
AWSのアカウント作成
・EC2インスタンスの作成
インスタンスIPアドレス固定化
Teratermのインストール
 ※ Teratermは以下よりインストールしてください
「Tera Term」定番のターミナルエミュレーター - 窓の杜

手順(パターン1)

① Teatermを起動し、以下の設定で[OK]ボタンをクリックする。
 ・TCP/IP
  ホスト  :ログインするインスタンスIPアドレス
  サービス :SSH SSHバージョン:SSH2
  TCPポート#:22
  プロトコル:UNSPEC

f:id:holidaynote:20190527115122p:plain
TeratermでのSSHログイン1-1

※ 「セキュリティ警告」が表示された場合は接続をクリックする。
f:id:holidaynote:20190527115248p:plain
TeratermでのSSHログイン1-2

SSH認証画面で、以下の設定で[OK]ボタンをクリックする。
 ユーザ名:ec2-user
 (AWSの場合、ユーザ名は上記固定)
 認証方式:RSA/DSA/ECDSSA/ED25519鍵を使う
 ([秘密鍵]ボタンをクリックし、インスタンス作成時に作成した秘密鍵(.pemファイル)を選択する)

f:id:holidaynote:20190527120003p:plain
TeratermでのSSHログイン2

手順(パターン2) ← オススメ

テキストエディタを開き、以下の内容で保存する。
※ 保存時の名称は任意。拡張子は「.ttl」にすること。
  2行目の「HOST_NAME」は接続するインスタンスIPアドレスを「'」で囲ったものを入力する。
  4行目の「PUBLIC_KEY」はインスタンス作成時に作成した秘密鍵(.pemファイル)の格納先を「'」で囲ったものを入力する。
  23行目の「LOG_PATH」はTeratermのログを自動で出力する格納先のフォルダを「'」で囲ったものを入力する。
  ログファイル名は「年月日時分秒_ホスト名.log」となる。
  ログファイルには操作日時が自動的に出力される。

;;; 以下に接続情報を記述
HOST_NAME = '★.★.★.★'
USER_NAME = 'ec2-user'
PORT_NUM = '22'
PUBLIC_KEY = 'D:\KeyPair1.pem'


;;; ログイン文字列生成
command = ''
strconcat command HOST_NAME
strconcat command ':'
strconcat command PORT_NUM
strconcat command ' /ssh /2 /auth=publickey /user='
strconcat command USER_NAME
strconcat command ' /keyfile='
strconcat command PUBLIC_KEY

;;; ログイン処理
connect command


;;; ログ出力の設定
LOG_PATH = 'D:\'
getdate LOG_NAME '%Y%m%d%H%M%S_&h.log'
strconcat LOG_PATH LOG_NAME
logopen LOG_PATH 0 1 0 1

ttl実行時の規定のアプリを「ttpmacro.exe」にする。
 ※ 「ttpmacro.exe」の格納先はTeratermのインストールフォルダです。

③ 手順①で保存したttlファイルを実行する

【まとめ】

今回はTeratermを使用したSSHログインの方法について説明しました。
次回はWinSCPを利用してサーバにファイルを格納する方法について説明します。