【AWS】第3回_5分で始めるAWS(TeratermでのSSHログイン編)
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【はじめに】
ここでは、無料でできるAWSの始め方(AWSを用いたWEBページの公開方法)について、数回に分けて解説していきます。
本記事では、Teratermを使用したインスタンスへのSSHログイン方法について、Teratermの画面を起動してログインする方法とTeratermのマクロ(.ttlファイル)を用いてログインする方法を解説していきます。
【TeratermでSSHログインする】
前提
前提として、以下を済ませておいてください。
・AWSのアカウント作成
・EC2インスタンスの作成
・インスタンスのIPアドレス固定化
・Teratermのインストール
※ Teratermは以下よりインストールしてください
「Tera Term」定番のターミナルエミュレーター - 窓の杜
手順(パターン1)
① Teatermを起動し、以下の設定で[OK]ボタンをクリックする。
・TCP/IP
ホスト :ログインするインスタンスのIPアドレス
サービス :SSH SSHバージョン:SSH2
TCPポート#:22
プロトコル:UNSPEC
※ 「セキュリティ警告」が表示された場合は接続をクリックする。
② SSH認証画面で、以下の設定で[OK]ボタンをクリックする。
ユーザ名:ec2-user
(AWSの場合、ユーザ名は上記固定)
認証方式:RSA/DSA/ECDSSA/ED25519鍵を使う
([秘密鍵]ボタンをクリックし、インスタンス作成時に作成した秘密鍵(.pemファイル)を選択する)
手順(パターン2) ← オススメ
① テキストエディタを開き、以下の内容で保存する。
※ 保存時の名称は任意。拡張子は「.ttl」にすること。
2行目の「HOST_NAME」は接続するインスタンスのIPアドレスを「'」で囲ったものを入力する。
4行目の「PUBLIC_KEY」はインスタンス作成時に作成した秘密鍵(.pemファイル)の格納先を「'」で囲ったものを入力する。
23行目の「LOG_PATH」はTeratermのログを自動で出力する格納先のフォルダを「'」で囲ったものを入力する。
ログファイル名は「年月日時分秒_ホスト名.log」となる。
ログファイルには操作日時が自動的に出力される。
;;; 以下に接続情報を記述 HOST_NAME = '★.★.★.★' USER_NAME = 'ec2-user' PORT_NUM = '22' PUBLIC_KEY = 'D:\KeyPair1.pem' ;;; ログイン文字列生成 command = '' strconcat command HOST_NAME strconcat command ':' strconcat command PORT_NUM strconcat command ' /ssh /2 /auth=publickey /user=' strconcat command USER_NAME strconcat command ' /keyfile=' strconcat command PUBLIC_KEY ;;; ログイン処理 connect command ;;; ログ出力の設定 LOG_PATH = 'D:\' getdate LOG_NAME '%Y%m%d%H%M%S_&h.log' strconcat LOG_PATH LOG_NAME logopen LOG_PATH 0 1 0 1
② ttl実行時の規定のアプリを「ttpmacro.exe」にする。
※ 「ttpmacro.exe」の格納先はTeratermのインストールフォルダです。
③ 手順①で保存したttlファイルを実行する
【まとめ】
今回はTeratermを使用したSSHログインの方法について説明しました。
次回はWinSCPを利用してサーバにファイルを格納する方法について説明します。